正夢を見た

兄と車（ジェッタ）で近くのファミレス（たぶんジョリーオックス）へ。近くといっても、カミさんの元の家の前へ停車して店へ。奥のテーブルに案内されると待っていた家族が。
「ちーっす」と挨拶。そこに居たのはうちの会社のお客のＭ氏一家。知らない間に子供が４人に増えている。３番目の子供が去年生まれたはずなのに、そこらへんをバタバタ走ってゲームボーイの説明を兄にしている。「ふぎゃー」と泣く４番目の赤ん坊にＭ氏の奥さんがオレの目の前でいきなし胸をさらけだして乳を与え始めた。サニエよりも乳輪は小さかった気がする。Ｍ氏に「大変だね、子供いっぱいで」というと「楽しいよ」と。振り返って子供を見ると既にスヤスヤ眠っている。奥さん初めて見たが、なんとなく松下由樹に似ている。っていうか松下由樹だｗ。乳でかいな。
で、「そろそろ」と言って、うちら家族（カミさん含む）とＭ氏一家で移動。
オレの運転で山道をガタガタ言いながら、青森の雲石（もや）スキー場の坂道の途中に車を停車。サイドブレーキが利かずちょっと慌てる。なんとかして外へ。なんだったんだ？雲石から見る青森の景色をバックにヒュッテの方へ行くと黒服のサングラスな男達が数人、入り口でガードしている。
「ピロＱです」「はい、伺っております。こちらへどうぞ。」と。すると、うちらの後を追う様に車が到着。バタンバタンと車から数人が降車。
「地村です。よろしく」って、おいおい、拉致事件の地村さん一家だよ。
したら黒服の後ろから間を割って「ようこそ、いらっしゃいました」と我がミューズのピロ様がっ！白いワンピースで清楚にはにかみ、地村一家を出迎えている。兄に「ヒロスエがなんでこんな役やってんだ？」と聞くと「さあ」と。そりゃ知らんわな。
部屋に入ると（なぜか畳）地村さん一家の子供（次男）とジェスチャーで話すオレ。「（オレが）英語できればまだしもなぁ」とか日本語でいう。そこにピロ様が「用事があったらナンでも言ってくださいね」と優しい声を掛けてくださる。次男くんにも声をかけている。うんうん、優しい人だ。立ち上がって台所に行くピロ様を目の前にして「涼ちゃん」と呼ぶか「ヒロスエさん」と呼ぶか「ピロちゃん」と呼ぶか「ピロ様」と呼ぶか「広末涼子さん」と呼ぶかどうするかで悩む。だって、そうでしょ？いきなし涼ちゃんじゃ馴れ馴れしいし、フルネームじゃ堅い感じだし、かと言ってピロ様じゃおめー、妖しいファン集団だったのがバレバレ。「やっぱここは一応初対面なんだし「広末さん」が正しいのだろうな」と結論付け、よっし！と立ち上がると、唐突にピロ様もこちらを振り向いた為、その距離が１０cmとないぐらい接近してしまい「おぉっ」とオレがのけぞる。なぜかピロ様が大きい。オレよりも大きい。「ごめんね」と謝ると「いえいえ」と照れ笑いされる、めっちゃカワイイきゅ〜！！！！！！
でも、この唐突な会話で場の雰囲気が和む。
「今日は子供はどうしたんすか？」と聞くと「連れてきてますよ〜」とピロ様。
「ダンナは来てないんすか？」と聞くと「今日は置いてきました〜」とピロ様。
「大変だね。子育てと仕事と。」と言うと「今日は政府の人に、無理矢理、親善大使になれとか言われちゃって、なんだかプレッシャーですよ（笑）」とピロ様。
「どうせ、産休でヒマだろうから政府の力になれとか言われちゃって〜」とか言ってるピロ様。
「政府もひどいなぁ」と口からでまかせなオレ。ココロの中で「いかん、もっとオレをアピールしないと！」と叫び声がする。もっとキャッチーな話題を！ピロ様に信頼されるオレを！１ファンなんて思われないように楽しくも頼れるオレをアピールしないと！！！
「なんでも力になるから」と焦って普通の１ファンのような事を言うオレ。
「ありがとう〜」と１ファンに返すように返事するピロ様。
あぁピロ様ピロ様。あなたはなぜピロ様なの。
気が利いた言葉の一つも出てこないジレンマに陥り「あんなぐうたら亭主とは早く別れて、いっそオレと一緒にならないか？その方が幸せだよ」と言うか言わないかで迷っていると、ピロ様が立ち上がって「お茶入れるね」と。
おおおおおおエプロン姿のピロ様の後姿！！！！！やっぱ裸にエプロンよりもヒロスエにエプロンだよね。
後ろからきゅっと抱きしめたい衝動を抑え、じっとピロ様の後姿を眺め、眺め、眺め、眺め・・・・・・・

はっ

夢の続きを！……寝れないーー！！！

もんもんとした朝の目覚めであった。