華氏911

ブッシュ違いカッ!


見る気は無かったんだが。

まあ、見なけりゃ文句も言えないってんで見に行った。オレがあーだこーだ言う以上にオレのハートをがっちり掴んだ一言が下記。



「白人のデブの中年のオヤジが何言ったって説得力ないよな」(カミさん談)



オレもそう思う。もっとも、うちのカミさんの場合は政治モノに全く興味がないため、「カレ(マイケル・ムーア)の言ってる事はどれくらい本当なの?」という所からのスタートなわけだが。「週間ポストで大相撲協会の不正を暴く!てアピールしてるのと同じぐらいだ」と答えるオレもオレか。


まあ、文句は山ほどあるが、そんな文句はシネスケに投稿するとして、この程度ぐらいの暴れッぷりの方が人気は出るって事だろうか。ボウリングフォーの方が遠慮なしに電波を発しててまだ面白かったと思う。なんか今回はカレが想像する「無知なる層」に合わせた「この程度だろう」的な思考が見える。みんな、なめられてるぞ。いいの?いいんならいいけど。といっても、前作に続き今回も「オレ」は彼からしたら「見せたい人」には入ってないって事なんで、んな映画、世界に発信するなよ、とだけ言いたい。アメリカの中部の人口2万くらいの小さい町の公民館を練り歩いて常にFBIにマークされてるレベルがちょうどいい所ではないか(すぐ逮捕されるけど)。