『ニューサウンドパラダイス』

電球がいい感じ


ついに引越し最終日。本日で完全に明渡し。この日記では、限りなくあっけなく書いているし、皆さんからの「引越しおめでとー」とかいう軽い挨拶が妙にココロに引っ掛かる。いや、めでたいんだけどね。だいいち、オレの引越しではないしw。

といっても、自分も5年前までは住んでたし、この5年間もほぼ週の半分は寄ってたし、それまで15年も住んだアパートなのだ。良い思い出も悪い思い出も酷い思い出も苦しい思い出も飯くった思い出も腹こわした思い出もその他の色んな思い出もたくさんたくさん詰まって飽和状態のアパートだ。感傷に浸るなと言う方が難しい。ま、感傷というより感慨に近いか。いよいよ、ここを出るぐらいビックになったかと>違。本当はこんなボロアパートに住むという「シタズミ」がだな「オレはもっとビッグになってやるぜ!」という、よくある夢みる青年の反骨精神を養う場であったはずなんだが、なんだか判らんが…住みやすくてな(爆)。シタズミが身にしみたっていうよりもシタズミが身に合ってたというか。違うか。まあ、ともかくこの数年で激しく環境が変わったわけで、兄の会社も向かいのオヤジも大家も隣の家も。そういえば、近所の妖しい元飲み屋が「ダーツバー」に変わったぞ。大丈夫か?

ま、それはいいとして、今は「とにかく出たい」という元家主(兄)の強い意思で、ついにカラッポとなっただけ状態のアパートであるが、これが数年して「なんか判らんが取り壊すらしい」という話にでもなった時に、このアパートに思い入れのある各氏(四国に帰った梅なんとかさんとか、今も布教にいそしんでる長なんとか君とか、OくんもYさんも)をみんな集めて、目の前で壊されていく様子を佐野のおやじとボーっと眺めるってのはどうだろう。ニーノ・ロータ風の曲をガンガンに鳴らして。







あ、やりたくないですか。そうですか。






えー、みなさん、すいません。元家主がやりたくないと、このモニターからオレに訴えているのが伝わってきました。えー、中止です。見事に「ニューシネマパラダイスごっこは夢と消えました。せっかく、当時の音源のおいしい所(「おいしい所」が在るかはともかく)だけを3秒ずつくっつけたフラッシュソングでも作って兄に聞かせるっていうエンディングまで考えてたのに。





そんなヒマがあるなら新曲つくれってね。あーはいはい。