勝利の味

ちょっと無理があるが


日本には神様がついていた。いや、サッカーの神様・ジーコはもちろんだが、福の神・ダイコク様がいた。本当は商売の神だけど、まぁこの際いいだろう。勝ったから。しかし、とても「切り札」とは思えない大黒をあの緊迫した状況でしかも機能していたように思える玉田に変えての交代ってのはやはりジーコが神がかったとしか思えない。高原の選出の時点で「ダメかも」と思わせたんだが、それをフォローして余りある起用。この「やりそうなヤツ」を見分ける能力はアレだよ。長嶋監督のソレと一緒だ、きっと。常人には理解できない起用。野村には無いアレ。同時にデータとして「海外でやってる」みたいな実績とか先入観にも弱く死なばもろともみたいなドツボも多いのが特徴だ。そして、このタイプの人間は日本のサッカー界には誰一人として今まで存在してないから事からも既存の関係者には反発も多い。そう広岡タイプの人は特に。って、サッカーを語る上で古い野球人の名プレイヤー&指導者の名前を例にたとえても余り反響が無いのは判ってるんだが。そう、野球を知ってる人ならみんなこう思うハズです。

「調子に乗せれば怖いモノ無し」ジーコ

この人は人気者になればなるほど力を出すタイプです。サポの皆さんはただただ信じて盛り上げましょう。それが1番効きます>マジで。ちなみに昨日のヒーロー大黒様はどうなんだろう。これからもうちょっとメディアに出されてキャラが立つのかな?そうだといいねぇ。


問題は次戦だ。イラン戦しかもアウェー。中田ヒデと小野が戻ってきてくれればいいが(出る出ないはともかく)。うまく引き分け以上で収めてくれればいいけど。


しかし、この日本のメディアの始まる前の「楽勝!楽勝!」みたいな軽いノリはなんとかならないのだろうか。サッカーの真剣試合に楽勝なんてまず在りえないのに。ここらへんの意識が世界ランクの30位レベルというか。今のFIFAの19位は上げすぎっすよ。しかも、何をこの真剣勝負の場を利用して「勝ち負けにこだわらず北朝鮮も日本も韓国も(←韓国はせめて関係ないだろうに)みんな頑張れ!」みたいなバカみたいな心理戦を挑んでいるのだ。そこは負けられない戦い(対NHK)があるって事か?負けっぱなしだぞ、早く謝っちまえ!


とにかく、サッカーで友好を唄うなんざ愚の骨頂って事だ。実際の戦争するよりはサッカーで戦争する方が平和でいいびょん?なんだこのオチ。