20歳に戻る

夜の溝の口は明るい


古い友人に逢って来ました。ぶっちゃけ元カノなんですが。
出かける前にカミさんに「○○ちゃんと逢ってくるぜ!」と宣言してのお出かけです。


なぜか溝の口まで遠征。


丸井で待ち合わせてNOCTYでお茶。ひとしきり互いの近況などなどを話し、そのままホテル街へ二人は…消え…る事無く、ボウリング場へ(笑)。まるで昭和の時代の高校生のカップルのような行動です(笑



実に5年ぶりのボウリングです。武蔵ボウリング。初めてのボウリング場ですが、なんか今どきのボウリング場は変わったんですね(見た目はものすごく古い)。ハウスボールがウレタンボールだったりフィンガーグリップがしっかり付けられているモノがあったりです。しかも飲み食いできるテーブル付きです。なんとビールまで売ってたりしてます。酔っ払いながらボウリング!うはー!信じられません!見た目大学生の6人ぐらいの集団がバドワイザーの缶を山盛りにしながらガシガシ放ってます。この目の血走り感が若さというか何と言うか、必死さを物語っていて頑張れよって感じです。女の子は無邪気そうに「キャーキャー」言いながら放ってますが、きっとこれが計算なんだろうな、と冷静に見るオレも歳をとったもんだと呆然としたりします。

で、30分待ちと言われてたので、ショップとかを見て周り売られているボールも随分と様変わりしたんだなぁと時の流れを実感しつつ、なんだか30分過ぎても一向にレーンが空きません。バドの缶の山が更に増えていくだけです。目の前のレーンでは5歳ぐらいの子達4人が好き放題なげており無法地帯と化してます。このペースは3時間で1ゲームな感じです。隣のレーンで投げてる親たちは何をやっているのだ(怒)。子供がすっかり飽きて二人で同時に2個レーンに投げ入れて途中で止まっちゃってたりします。スタッフは何をやってるのだ(怒!


結局1時間半も待ち、上の階の大会の予選が終わった所で呼ばれました。ぐったりです。なにせ何年かぶりで会ったばかりの二人にこの仕打ちは酷いじゃないか。すっかりヒマを持て余してビールガバのみのゆらゆら状態でスタートです。そういえば生の中山律子プロを初めて見ました。テレビとフォームが同じです。こうゆう真剣に投げてる人たちの大会を見ると何かムショウにウズウズします。


真剣にやってる人たちが決勝ラウンドを待ってる間、18レーンで投げてるのはオレらだけです。ここは一発、「只者ではない」片鱗をみせつけねばなりません!

うらっ!   ピー   ファール(笑

只者ではありません。さすがヨッパライです。しかし、今どきのボウリング場はちゃんとファール検知もやるんですね。ま、指のかかりとかは良かったのでストライクだったんですが(でもファールはファール)。ハウスシューズゆえに蹴り足が利かないので、左足1本でふんばって投げるような形です。


うらっ!



3投目で左足が軽い肉離れを起こしました(泣)



30代後半になったら準備運動はちゃんとやりましょう。教訓ですな。未だに痛い。内出血の後が痛々しいです。


ま、左足をカバーしつつ1ゲーム目が171。2ゲーム目が170と安定したスコア。ハウスボール&ハウスシューズにしてはいい方でしょう。やはり、苦労して頑張ってやっと100を切ったぐらいのゴルフに比べて、圧倒的に地力があるのが自分でも判ります。いやぁ、真剣にやりだしたら面白いだろうなぁ、と。しかし、2ゲームやった所で二人とも息が上がりました。この体力の無さは一体なんなんでしょう。肩で息してボウリング場を後にして、二人はそのまま飲み屋街へ…消え…魚民へ。


家に帰ればメシが待ってると判った上で飯です。いい感じで二人とも酔っ払って、さあ!!!!!!



無事に脚を引きずりながら自宅へ。お疲れ様でした。来年また会いましょう。