「生命遺産 生命のチカラ」ヒロスエナビ?

北野の風景その1


2年振りのドラマ「スローダンス」がスーパーヒットとはいかず、結局の所「電車男」に視聴率を奪われた形で終った2005年の夏のヒロスエの陣。オレはとってもとってもとっても面白かった(8〜10話限定)ドラマだったのだが、現在CMも1本も入ってない状態において、また沈黙の広末が続くのかもしれないとマジで不安に陥る5秒前に珍しくも特番の仕事が舞い込む。しかし、日テレのしかも堅そうな生命の神秘とかなんとか…。オレの予想ではフジのK−1番組にあっという間にノックアウトだ。たぶん、夕刊フジあたりがこの特番の視聴率を煽って「思わぬ低視聴率に広末涼子ブチギレ」とか勝手な記事を書く事だろう。ま、記事になる内が華という話なんだが…。


という心配をよそに、朝から日テレのいろんな番組に番宣で何度も何度も生広末が登場する。スローダンス前半でのぎこちない笑いを引きずるような営業スマイルも多々あったとはいえ、なんとかようやく元の気楽な感じが少し戻ってきたような気がする。さすが天賦の才に恵まれたスーパー女優!さすがだ!(←親バカならぬ…何だ、広末バカ?)

ともかく、素の表情を見せるヒロスエの方が圧倒的に魅力的なのはもちろんなわけだが、夜へ向けて日テレも全力投球を魅せる。けど、この番組自体のカテゴリーはやはりあくまで教養番組なわけで視聴率とってナンボって番組でもないわけで、この番宣の煽り方は正直どうなんだろうって感じ。


という心配をよそに、番組の宣伝を何度も何度も魅せられる。当初、「ナビゲーター役」という話だったが、どーもドキュメンタリー内ドラマという一風かわったナビ役。神木隆之介くんが相手役。今までどっちかいうとオヤジ相手が多かったヒロスエも、いよいよ子供を産んだ手前、子供相手の仕事が多くなるのかもしれない。今回はその予兆か。



という長い前振り(←最近の流行)で、いよいよ番組を見る。








ヒロスエのドラマパートは要らねーんじゃねーか?






色んな生命の神秘を取り上げた番組だったわけだが、正直いって、ヒロスエ自身の生命の神秘を取り上げた方が遥かにインパクトがあったのではないかと思われる。


出産直前から直後までの「密着ドキュメント・ヒロスエ・マジで生んじゃう5秒前(製作&撮影・岡沢高宏)」とか。子育てしてたこの1年半をずっとの「密着ドキュメント・広末涼子、子育てはじめる(製作&撮影・岡沢高宏)」とか(←元ネタが古すぎるけ。




とりあえず、日本が世界に誇る「亡霊女優」は未だ健在という、そんな所でオレ的には納得した。