ロッテ優勝

ダイエーからソフトバンクに移っても、プレーオフで敗退という悔しい負けを喫したホークス。個人的にはプレーオフというオプションはアリだと思う。ただ、やるなら日程を揃えた方がいいだろう。

一昔前は海の向こうのメジャーリーグを例に出すと文句を言われたもんだが、今どきはそんな事もないだろうと思うので、「いい所」という意味でメジャーを例に出してみる。

メジャーリーグの日程は日本のそれと比べると異常なほど過酷だ。日本に比べて通常の試合が３０試合も多い上に広いアメリカをあっち行ったりこっち行ったりで移動にかかる疲労は想像を越える。更にシーズンの最終戦までに２０連戦とかの日程を組まされたりするような連戦が多いので休養日が無い。どっかで雨で順延なんかしようものなら平気で次の日がダブルヘッダーになったりもする。昼・夜と試合して、そこから飛行機で５時間移動、ニューヨークからロスで次の日に試合なんて事もありうるのだ。

その代り、シーズン終了はほぼ全チーム同時に終る。そしてポストシーズンに入るのに中１日とかの日程で、ほとんどチームの状態がシーズンから変更なしにプレーオフに出てゆくのだ。シャンパンファイトをやった翌日に真剣勝負ってどうよとか思ったりもするんだが、まあ嬉しいんだろう。そこは目をつぶろう。強いチーム同士が強いチーム状態のまま激突する方が「本当に強い」方が勝つ仕組みといえる。まさにアメリカっぽい理屈とでもいうか。力対力というか。小細工を嫌うよな。

そこで翻って日本のパリーグである。昨年に引き続きプレーオフ。ホークス連続の１位抜けで２位３位決定戦の結果待ち状態となる。この時点でやな予感はしただろう。オレもした。これだったら１位と４位のチームがもう片方の準決勝（もちろんゲーム差によるハンデを入れる）という形にした方がバランスがよくなっちゃわないか？そうしたら４位のチームまでもが優勝の可能性がっ！！！！！ってペナントが無意味にどんどんなってゆくが（笑

とまあ思ったものの、メジャー方式の日程では虚弱な日本プロ野球選手の状態からしたら、つぶれてしまう選手が続出するのも考え物なので、いっそ、新リーグを作るっていう方向はどうだろう。メジャー流（←結局サンプルはメジャー）に３リーグ。３リーグの１位がそれぞれ抜けて、各リーグの２位で１番勝率のいいチームのワイルドカード抜け。三木谷さん所とホリエモンと孫さん所、そこにシダックスと欽ちゃん球団、あとどっか、四国リーグの何かとか。パリーグは４球団でちまちまやるとかして、こんな構想も面白いと思ったんだが。

というかね。

弱いホークスが好きだったからさ、どうでもいいんだよな。