広末涼子出演「幕末純情伝」観劇

ようやく舞台「幕末純情伝」に行く。青山は遠い。
席はQ列のセンター。そこそこ遠い。最前列はほんと舞台の真下。単純にうらやましい。やはりヤフオクで探すべきだったか。
ま、でもQ列も、広末を見に行ったのだとしたら物足りない位置だけど、舞台を見に行ったのだと思えば良い位置だった。よーく全体が見えるし(表情まではつかみにくい)。
しかし、普段のピロ様の演技とは一線を期す内容。殺陣のキレはプロに遠く及ばず、セリフがない時の「どうしてたらいいの?」的なつったち感が気になった。というのも、オレがピロ様しか見てなかったせいか。
それでも内容自体は面白かった。映画のソレとはワケが違う。いや、牧瀬がどうとかのレベルじゃなく。原作は(きっと)もっと面白いんだろうな。そんな気がした。オレのこだわり的には、BGMの音楽の音量を不安定にするのは頂けない。セリフとセリフの合間の部分でBGMを大きくするのはどうかと思わないか?

ところで、スポーツ新聞とかで紹介されてた「広末があはんあはんと喘ぐシーンに生唾」みたいな(かなり飛躍した文章になってる)シーンやセリフはそんなに「やめろー」と思わず立ち上がって言ってしまうほどでもなく(正直ホッ)、やっぱりスポーツ紙レベルの報道を鵜呑みにするのは単に愚かな事なのだと再認識した。確かにあはんあはん言ってたしおっぱい揉まれてたけどね。つまり事実には変わりないが、明らかに人に伝えるポイントが間違ってます、て事で。

くだらないギャグ満載な舞台だったけど、二つ隣の席の人なんか途中から大泣きしててかなり気になった。そこまで泣く話か〜?みたいな。まあ、人それぞれなんだが。現にオレだって広末目当てで行ってるわけだし。そうそう、広末目当てといえば、斜め前の席の男がやはりピロさまのファンだったらしく、ピロさまが登場するとすかさず、双眼鏡みたいなのを取り出し見入っていた。「そこまでやるか。すげーな」と思いつつ、「オレにも貸してくれ」と正直うらやましかったのである。