謎な出会い。ヒロスエには似ても似つかぬ女。

新宿駅のようなごったがえした駅。改札へ向かう自分。間に数人はさんで右側に女の子二人組みも歩いている。一人は黒のゴシックロリータっぽい格好で茶髪にサングラス。ハデハデ。もう一人はごくごく普通。でもちょっとぽっちゃり。白いワンピース。

ほぼ同時に改札を抜け(改札は既に新宿ではない。どこかは不明)、自分はそのまま歩いて階段を降り(ここの階段を見下ろすシーンは品川にも似てる)、大きい通りを越えて小さい商店街も抜けて裏の路地へ。いつのまにか兄と一緒。「こっちだべ」「えー、あれでねんずな」とか話しながら移動。1コの古いマンションを目指す。

ようやく見つけて、中国茶の大袋となんとか茶っていうなんか変なお茶の大袋を買って外へ。

外に出ると駅から直ぐの大通りにいきなり出る。見た目、青森の国道に近いが、もうちょっとビル達が立派だ。青山通りかも(1回しか行った事ないけど)。で、その通りのにある歩道橋を渡ろうとして階段を上り始めると、そこに駅で見かけた二人組みが立っていた。

「あ、さっきの…」と思ったら「何してんの?」と白い方に声を掛けられる。「え、駅に行くんだけど」と言うと「じゃ、一緒に行こう。」と言ってケラケラ笑う。黒い方はニヤニヤしたまま。


えー、何話したか覚えてないが、夢の中ではえらい面白くて楽しくて素敵な一時を送る。この夢の一瞬で白い彼女に惚れる(笑)。可愛いわけじゃないと思ったんだけど。


〜〜〜〜 空白の時間 〜〜〜〜


夢設定の中で、知らぬうちに三年ぐらいが過ぎたらしい。
また、ごったがえしている駅を歩く自分。改札を抜けて階段へ。今度は階段の狭い方の出口へ。なぜかスクーターに乗るオレ。スクーターでノーヘルでガガガガと階段を降りる。更に狭い出口から先へ。何故か白いハチマキをした学ランを来た怖そうな兄さん達がゴロゴロいる。どっかの大学がこっち方面にはあるらしい。その間隙をついてバリバリスクーターを飛ばす。途中、警官が立っているのを早めに見つけてサッとスクーターから降りて手で押す。が、エンジンを切り忘れる。ノーヘルゆえに止められるか?とちょっと緊張しながら警官を見ないようにして通り過ぎる。止められなかったのでほっとため息をついて再びスクーターをかっとばす。

あっという間に歩道橋の下へ。

すると、再び、歩道橋には二人組みが立っている。デジャヴ?ココロときめくオレ。彼女に会ったら今度こそ告白しないと!という思いが蘇る。
「久し振り」「おー久し振り」と声を掛けあう。「何処行くの?」というので「向こう側に渡る」と言って歩道橋の上から向こう側をみると、なんと橋が無い。「あれ?」というと「ゲハハハハ」と大笑いされる。その大笑いの顔が余りにも酷くて告白するのに躊躇する(笑)。

躊躇はしたが、そのまま和気あいあいと話しながら再び駅に戻るオレラ。駅の改札につくと「あ、仕事だ。ちょっと待っててネ」と言って彼女らは改札で車椅子の人を抱き上げたり階段に何か変な装置をつけて楽に降りられるようなセッティングをしたりし始めた。「ボランティアが発展して会社になっちゃったのよ」という彼女。「へー」としか言えないオレ。

黙々と仕事を続ける彼女らをジーっと見てる所で「あ!遅刻だ!うわ!11時!!!!!どーするべ」とベッドから飛び起きた。


飛び起きて時計を見ると7時半だった。