『パッション』☆☆☆

まあ、何がショッキングなのか?という事が判らないまま終了。☆2つつけるほど「知ってる」が故に文句を言えるわけでもつまらなかったわけでもないし、逆に☆4つつけるほど「知らない」が故に文句が無いわけでも面白かったわけでもない。感想もなにもたいして想うことがない=3点という、映画評にとって一番哀しい評といえる。実際、ほぼ自分の知ってる通りのイエスの逮捕〜復活までの話だったわけだが、この自分の知ってる〜という所がアヤシイ。誰もが(←12使徒含む)「自分の都合のいいように解釈して伝道してきた」教義なだけに、オレの知ってる話は事実とは異なるに違いない。誰かの意思がソコには間違いなく混在している。それが神様の意思とはとても思えないんだよな。かといって、ソコを死ぬほど勉強して詳しくなるほどのテーマとはとても思えない。まあ「いかにして全ての人のココロを掴むか」という壮大なテーマと考えれば面白そうな話ではあるが、結果としては穴がいっぱいあった教義だったという事だろう。まあ、ぶっちゃけ、2000年後にオウムが世界の半分に影響力を持ち、日本人という呪われた民族が世界各国を流浪してるようなもんだ。麻原ショーコーが説いてた穴だらけの説法が弟子達によっとどんどん強化されてもっともらしくなってるうちに都合のいいように解釈されてどんどん分派されてって所で、今さら麻原ショーコーの逮捕〜処刑〜復活(?)までを映画にされてもな。って感じ?


とりあえず、麻原ショーコーの姿形がチャン・ドンゴン風になってると予想した←我ながらいいかげんだ